デジタルカメラ 3年前の価格と比較

時代と共に性能が向上していくのがデジタルカメラ。その中でも高価な部類の一眼レフデジタルカメラの実勢価格の変化について

トップへ

記事一覧

半歩進んだデジカメ入門 トップ

カテゴリー

RSS

このサイトでは、壁紙をRSS配信しています。

3年前の価格と比較

 
 

一眼レフデジタルカメラが登場したばかりの頃は、プロでないかぎり手の届かない値段でした。
たとえば、2001年5月に登場した「D1X」は、実勢価格ですら507,000円ほどしましたし、それから2年経った2003年11月に発売になった「D2H」ですら417,000円ほどで売られていました。
しかも、画素数はD1Xが533万画素。
D2Hが410万画素と、高ければ性能がよいという図式もありませんでしたし。

ところがNikon D70の登場によってこの価格が一気に下落します。
D70が発売されたのは、2004年3月ですがレンズキットで実勢価格約167,000円という20万以下と、当時としては超低価格で発売されました。
私が購入したのもこのころだったのですが、ありとあらゆる方法(オークションで探しまくった)をつかってレンズキットではなくシグマのNikon互換レンズ(SIGMA ZOOM 18-50mm F3.5-5.6)にするなどして、ようやく14万円台程度で購入したのを覚えています。

2007年2月27日のアマゾンにおけるD40の値段ところが!
Nikonは、その後もD50やら、最近ではD40といった10万円を切るような実勢価格の一眼レフカメラを世に送り出してきます。
左の画像は、2007年2月27日6時AM現在のNikon D40 レンズキットの価格です。
なんとレンズ付きで約6万・・・。
じつはですねぇ・・・、D70のレンズ単品だけで47,000円ぐらいしてたんですよ。
それがレンズ付きでこの価格・・・。
恐ろしい時代になりましたね。(笑
いや、我々にとってはうれしいんですけれど。

ただし、安かろう悪かろうでは困ります。
が、パソコンもそうですが、デジタルカメラも価格で性能の善し悪しを決めることは出来ません。
考えてみてください!私がはじめてパソコンを購入した'93年頃は、パソコン1台最も安いものでも25万もしたんですよ!
メモリ8MBの、HDDが120MB(GBじゃないですよw)。
OSは、Windows3.1でした。
Macで有名なAppleの製品は、当時100万円以上しました。

デジタルカメラの世界でも同じ。
価格で善し悪しは決められません。

私が仮に購入するとしたら、両方とも全く使ってない新品のD70とD40、値段が同じだったら・・・という条件だったら、D70を購入するでしょう(当たり前か・・・)。
一眼レフの場合は、カメラの本体自体はどちらかというとPS2やXBOXのようにテレビゲーム機本体と同じ。
それよりも、どんなゲームソフトを購入するかで違ってくるように、レンズや撮影条件の方が作品の善し悪しに大幅に影響してきます。

※ D40は、レンズに関して制限が多いようです。
もし、すでにニコンのレンズをいくつか所有しているのであれば、D40以外のカメラを。
初めての購入で、それほどレンズにはこだわらない。というのであれば、D40のレンズキットという選択がお勧めかもしれません。