Nikon D70
D70について
今では、生産中止で、後継機種D70sが発売されています。
また、もっと安価なD50も発売されて、Canon EOSと共に安価版デジタル一眼レフカメラの市場を活性化させたという重要な役割をしてきたD70。
以下は、私の愛機、Nikon D70の仕様です。
Nikon D70公式サイト
仕様
型式 | スピードライト内蔵レンズ交換式一眼レフレックスタイプデジタルカメラ | |
有効画素数 | 6.1 メガピクセル | |
撮像素子 | 23.7×15.6mm サイズ原色CCD、総画素数6.24メガピクセル、ニコンDXフォーマット | |
記録画素数 | 3008×2000ピクセル[L]、2240×1488 ピクセル[M]、1504×1000 ピクセル[S] | |
撮像感度 | ISO200~1600相当(1/3段ステップ) | |
記録画像ファイル形式 | Exif2.21準拠、DCF(Design rule for Camera File system)2.0準拠、DPOF(DigitalPrint Order Format)準拠 | |
画質モード | JPEG-Baseline準拠[圧縮率<約>:FINE(1/4)、NORMAL(1/8)、BASIC(1/16)]、12ビットRAWロスレス圧縮※1、RAWとJPEGの同時記録可能 | |
記録媒体 | コンパクトフラッシュカード(TypeI/II対応)、マイクロドライブ対応 | |
記録コマ数 (256MBカード時) | RAW:約23コマ、FINE:約73コマ、NORMAL:約144コマ、BASIC:約279コマ、RAW+BASIC:約21コマ・記録モードLの場合 | |
ホワイトバランス | オート(1005分割RGBセンサー、撮像素子併用によるホワイトバランス)、マニュアル6種(それぞれ補正が可能)、プリセット可能、ホワイトバランスブラケティング可能 | |
液晶モニタ | 1.8型低温ポリシリコンTFT液晶、約13万画素、明るさ調整可能 | |
再生機能 | 1コマ再生、サムネイル再生(4/9 分割)、拡大再生(最大4倍まで)、スライドショー、ヒストグラム表示、ハイライト表示、撮影画像表示の縦位置・横位置自動回転可能 | |
外部インターフェース | USB | |
交換レンズ | ・DXタイプAF ニッコール:フル機能使用可 ・D/GタイプAF ニッコール(IX ニッコールを除く):フル機能使用可 ・PCマイクロニッコール85 mmF2.8D:オートフォーカスおよび露出モードの一部を除く機能使用可 ・D/Gタイプ以外のAF ニッコール(F3AF 用を除く):3D-RGBマルチパターン測光、i-TTL-BL 調光を除く機能使用可(F3AF 用を除く) ・Ai-Pニッコール:3D-RGB マルチパターン測光、i-TTL-BL調光およびオートフォーカスを除く機能使用可 ・非CPUAiニッコール:撮影モードダイヤルをM にセット時に可(ただし、露出計は使用不可)、開放F値がf/5.6 より明るい場合フォーカスエイド可 | |
実撮影画角 | レンズ表記の約1.5倍の焦点距離のレンズに相当 | |
ファインダー倍率 | 約0.75倍(50mmF1.4 レンズ使用時・∞・-1.0m-1のとき) | |
オートフォーカス | TTL位相差検出方式、マルチCAM900オートフォーカスモジュールにより検出、AF補助光付(約0.5~3m) 検出範囲:EV-1 ~+19(ISO100 換算、常温20℃) | |
レンズサーボ | オートフォーカス(AF):シングルAF サーボ(AF-S)、コンティニュアスAF サーボ(AF-C)を選択可能、被写体条件により自動的に予測駆動フォーカスに移行マニュアルフォーカス(M)可能 | |
フォーカスエリア | 5箇所のフォーカスエリアから1 箇所を選択可能 | |
AFエリアモード | シングルエリアAF モード、ダイナミックAF モード、至近優先ダイナミックAF モード | |
フォーカスロック | AE/AFロックボタン、またはシングルAF[S]時にシャッターボタン半押しにて可能 | |
撮影モード (デジタルイメージプログラム/露出モード) | デジタルイメージプログラム7種(オート、ポートレート、風景、クローズアップ、スポーツ、夜景、夜景ポートレート)、P:マルチプログラムオート(プログラムシフト可能)、S:シャッター優先オート、A:絞り優先オート、M:マニュアル | |
露出補正 | ±5段の範囲で1/2段、1/3段ステップでの補正可能 | |
動作モード | S(1コマ):1コマ撮影 C(連続撮影):約3コマ/秒、セルフタイマー/ リモートコントロール:作動時間 2秒、5秒、10秒、20秒に設定可能 | |
シャッタースピード | 30~1/8,000秒(1/3段、1/2段ステップ)、bulb、タイム |
不満点
手ぶれ補正機能
うーん。特にないですね。
レスポンスもいいし、操作面でここがめんどくさい。なんていう部分もないですし・・・。
うーん。しいていうのであれば、手ぶれ補正機能が欲しかったかなぁ。と。
結構私のようにマクロ撮影を頻繁に行っていると、仮に1/100で撮影しても結構ぶれたりするんですね。
一般に、焦点距離分の1のシャッタースピード以下になると手ぶれを起こしやすくなるそうですけれど、私の感覚ではマクロ撮影では1/100までが安心して撮影できるシャッタースピードですね。
1/80以下になると、ほぼ三脚を使わないと、ぶれてしまう可能性が高いんですけれど、どうしてもそのぐらいの低シャッタースピードでも手持ち撮影したい時がまま出てくるんですね。
なので手ぶれ補正機能は、欲しいかなぁ。と。
あと、手ぶれ補正機能は、CCDのゴミ付着防止機能の役割(CCDを振動させてゴミを落とす)もあるんで、そういった面からも手ぶれ補正機能付きのカメラはメリットがあるかもしれません。
それ以外は特に、不満点はないですね。
有効画素数が6.1メガピクセルと、10メガピクセルが当たり前になった昨今ですが、特に問題はない気がします。
撮像素子の大きさ
D70の撮像素子の大きさは、23.7×15.6mmで35mmフイルムカメラには及ばないんですけれど、最近では35mmサイズのものでも安い機種が発売された(参照:撮像素子自体を大きくする)ようなので、もし次に買うようなことがあれば(たぶん、壊れない限り買い換えることはないと思いますが。それぐらいデジタル一眼レフカメラは優れていると思います)、撮像素子が35mmのカメラかなぁと。
このサイトで使われている画像について
このサイトで使われている画像は、特に断りがない限り全てこのNikon D70で撮影したものです。
なるべく、こういう写真を撮るにはどういう機材が必要なの?というような初心者が最も抱きそうな疑問に答えるように、画像には使用レンズの情報も載せるようにしています。
購入の際に参考にしてください。