デジカメは赤色に弱い?
個人的な意見になってしまうんですけれど、最近料理や野菜なんかを撮影していて感じるのが、赤・・・、それもオレンジっぽい赤に対してデジタルカメラの表現が苦手なんじゃないか。ということ。
なんというか、撮影してパソコンに転送されて写した作品を見てみると、あれ?こんな色だったっけかなぁ。なんて思うことが良くあることに気がつきまして。
赤オレンジの被写体
実際にそうした「感じ」があったものを紹介してみます。
ピザ
まず、赤オレンジがデジカメは弱いんじゃないか。と感じた最初の作品。
実際には、これほど赤が目立ってはいなかったと思うんですよね。
出来上がってみた写真を見て、
「あれ?こんな赤かったっけかなぁ。」
と、感じたのが始まり。
別の写真を見てみても、うーん。やっぱり、こんな色じゃなかった気がする・・・。
ホワイトバランスの影響じゃないのか。なんていう意見もありそうですが、実はこの時、ホワイトバランスを色々変えて撮影してみて、最も実物のピザに近かった作品がこれらでして。
それでも、なんとなくちょっと違うなぁ。と。
究極はこれ。
トースターで焼いている時のピザですが、絶対こんな色じゃなかった・・・。
うーん。やっぱりデジカメは、赤オレンジの表現が弱いんでしょうか。
獅子唐
グリーンのピーマンと比較するとよくわかりますね。
ピーマンの方は、比較的形がはっきりしているのに、赤い獅子唐の方はなんとなくピントが合っているにもかかわらず、ぼやけたような・・・。
スイカ
実はこれ、うちの畑の隣の人の畑の持ち主が、スイカを育てていて、お裾分けをしてもらったもの。
素人ながらによくスイカという難しい野菜を育てたなぁ。と感心。
って、その話ではなくて、このスイカももともとあまりいい色はしていなかったんですけれど、撮影してみるとさらにくすんだ色に・・・。
うーん。別のスイカの時は良かったんだけれど・・・。
かき氷
こちらはイチゴのシロップをかけたかき氷。
画面中央部はほとんど同じ色一色になってしまって、氷の凹凸(おうとつ)感が全くないですね。
同じかき氷でも、緑色だと比較的砕けた氷がくっきりとわかると思います。
うーん。どうも、こうした赤色はデジカメでは表現が苦手のように感じるんですけれど、どうなんでしょうね。