デジタルカメラ マイクロドライブ

大容量化が進む記憶メディアですが、容量では一歩抜きんでたマイクロドライブについて調べてみました。コンパクトフラッシュとどう違うのでしょうか。

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マイクロドライブ

 
 

コンパクトフラッシュとSDカードと8ミリテープコンパクトフラッシュ売り場のページや、電気屋の売り場コーナーを見ていると、「マイクロドライブ」という単語を目にすることがあるかもしれません。
マイクロドライブとはいったい。

マイクロドライブとは

マイクロドライブとは、もともとIBMが開発した超小型ハードディスク(HDD)です。
CF+TM TypeII準拠じていますが、同じ規格記憶メディアとして、コンパクトフラッシュがあります。

マイクロドライブとコンパクトフラッシュ


つまり、コンパクトフラッシュを記憶メディアとして使用しているNikon D70などは、このマイクロドライブを使用することが出来ます。
※全てのコンパクトフラッシュが使用できる機種が使用できるわけではないようです。

マイクロドライブの長所

コンパクトフラッシュが、半導体記録メディアに対して、マイクロドライブは、HDDと同じ磁気ディスクによってデータを保存します。
なので、同容量サイズのコンパクトフラッシュに比べて安価で、大容量化しやすい傾向にあります。
たとえば、2006年7月現在、マイクロドライブの中でも最大容量を持つ製品は、6GBのものがあるようです。
※ コンパクトフラッシュの最大容量の物は4GB

マイクロドライブの短所

マイクロドライブの短所は、駆動輪があるため、衝撃に弱く壊れやすいことでしょうか。一般のHDDは、そう持ち出したり取り外したりすることはありませんが、マイクロドライブの場合は常に衝撃にあう可能性もあるわけで、駆動部がないコンパクトフラッシュに比べてどうしてもそういう弱点が発生します。

また、同じく駆動輪があるため、消費電力が高いことが上げられます。

主に長期にわたる旅行時の、デジタルカメラの記憶メディアとしては最適かもしれませんね。
ただし、いくら消費電力が少ない一眼レフカメラといえど、バッテリーの消費が激しいのでバッテリーの予備も必要かもしれませんが・・・。