レンズクリーニングペーパー
私を含め、多くの初心者カメラマンが一番見過ごしてしまう、もしくは後回しにしてしまう項目がメンテナンスと、メンテナンス用品ではないでしょうか。
レンズも、ボディも高価なカメラを買った。が、メンテナンス用品は全く・・・。なんていう人も多いのでは?
レンズクリーニング用品
コンパクトデジタルカメラのように、レンズ自体が非常に小さいようなカメラは、あまり汚れないかもしれません。
左の画像は、コンパクトデジタルカメラcoolpixのレンズになります。
ところが、一眼レフにもなると、レンズもこのように大きくなりますし、きちんと扱っているつもりでもこうして知らぬまに汚れが・・・。
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ちり紙厳禁
私のような初心者カメラマンであっても、レンズをティッシュで拭いてしまうのはいけない。というのはなんとなくですがわかりますよね。
だいたいティッシュで拭いてよければ、高価そうな(?)レンズ拭きなんて必要ないでしょうし。
以前、うちの兄が天体望遠鏡に凝った時期があって、当時私は小学生ぐらいだった(兄貴とは結構歳が離れている)んですけれど、レンズをティッシュで拭こうとしたら、兄に注意されたのを覚えています。
ティッシュで拭くとレンズに傷が付く。と。
そういえば、風邪や花粉症で1日に何度もちり紙で鼻をかまなければならない。なんていう日の次の日、鼻の下がヒリヒリして真っ赤になりますよね。
そう、どうもちり紙は意外と傷を付けやすい素材なのかもしれません。
また、ちり紙でなにかを拭くと、くずというか繊維が残ってしまうこともよくあります。
濡れたぞうきんでガラスを拭くとわかるんですけれど、汚れは落ちるものの、小さな繊維のようなものが必ず残るんですよね。
なので、レンズを拭く場合はやはり専用の商品を利用した方が良さそうです。
レンズ拭き用商品を選ぶ
ナマイキにも、ある程度作品がたまってきた私。
やっぱりカメラは手入れが大事だよなぁ。なんて、さっそく近所のカメラ屋にメンテナンス用品を探しに。
意外と高価?
カメラやに行くと、メンテナンス用品のコーナーには色々な商品が・・・。
うーん。どれがいいんだろう。
しかも、結構思っていたより高い・・・。
レンズクリーニングペーパー
結局購入したのは、この「レンズクリーニングペーパー」という商品。
300円ぐらいの低価格。
安かろう悪かろうとは思ったんですけれど、ちょうど記事のネタとしておもしろいかもしれない。ということで購入。
ん?どうやって開けるんだろう。とあれこれいじっていると、あぁ、なんだ引き出すのか。
画像は1枚取り出してみたところ。
このような薄い紙がたくさん詰まっていました。
使用する時はこんな感じ。
うーん。やっぱり小さくて使いづらい!
実際に拭く時は、このようにクシャクシャに丸めて拭くのでさらに小さく・・・。
拭いているうちに、知らぬまに指で拭いてた・・・なんて事になりそうなぐらいの大きさ。
やっぱり、携帯用に作られた商品なのかなぁ。
無いよりはマシ。って感じかもしれません。
効果は?
実際に拭いてみた感想ですが、小さいという不満もありますが、この小さいことによりうまくレンズを拭けない。
つまり、うまく汚れが落とせない・・・。
うーん。やっぱり、きちんと手入れをする時はもっと大きな布製のものがいいような・・・。
注意事項 水洗い厳禁
それからこうしたメンテナンス売り場には、レンズ専用の洗浄剤(?)が売っていました。
レンズなんてガラスで出来ているんだから水洗いや水拭きでもかまわないんじゃないか。と思っていたんですけれど、実際にはレンズには特殊な薬品でコーティングしてあるので、水洗い、水拭きはいけないようです。
最後の写真のようにクローズアップレンズのようなアダプターにも水洗いはしない方がいいようです。