デジタルカメラ 食べ物をおいしく見せる カップラーメン編

画像加工ソフトを使うことによって、いっけんうまく撮影できた作品でもより被写体らしい表現を魅せることが出来ます。ここでは、加工を実際の手順を見ながら説明していきます。

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食べ物をおいしく見せる カップラーメン編

 
 

好きな食べ物を記念撮影。
出来上がった写真を見てがっかり・・・。なんてよくありますよね。
CMや広告で使われている食べ物の写真、映像は実際の食べ物以上に「おいしさ」「美味さ」を表現しています。
あそこまでは無理だとしても、せっかくのおいしい食べ物を台無しにしないためにも、画像加工ソフトで本物以上においしく見せてしまいましょう。
今回は、カップラーメンです。

くすんだカップラーメンを・・・

カップラーメンの元画像です左の画像は、撮影後なにも加工していない画像です。
この写真だけ見ると、どこもおかしい部分はないし、確かにこんな色味をしていたかもしれません。
ただ、この画像で「すごくおいしかったです!」なんていってもなかなかそうには見えませんよね。
まず、画像が暗すぎます。
では、まず画像を明るくしてみましょう。

コントラストを上げる

コントラストを上げてみました画像加工ソフトには、たいてい「コントラストの調整」という機能がついているので、先ほどの画像をPaint Shop Proで「コントラスト」を上げてみました。
どうです?ぐっと輝いて(?)見えるようになりましたね。
でも、まだおいしそう・・・という感じではありません。もっと汁が鮮やかでないと。

彩度を上げる

色合いと鮮やかさで、鮮やかさを上げました同じくPaint Shop Proで「鮮やかさ」を上げてみました。
かなり汁がおいしく見えてきましたね。
もう少しいじってみます。

色味を暖色系に

カラーバランスで、赤味をつけましたカラーバランスでくすんだ写真を修整でも紹介しましたが、「カラーバランス」を使って、画像を暖色系にしてみました。
どうです?熱~い汁の具合が表現できたと思いませんか?

比較

修正前と修正後修正後と修正前です。
どちらがおいしそうに見えますか?

こんな感じで、失敗した作品ではなくても、ちょっといじるだけでよりいっそう被写体をより被写体らしく表現できる事が出来ます。
また、この例では修正前から修正後までにかかった作業時間はわずか2~3分。
慣れてくると、感覚的に作業が出来るのでより素早く、そして正しく思った表現が出来るようになると思います。